うえだ小児科医院
院長から一言

お願い
当院は敷地内全面禁煙です、ご協力下さい。

診察時

お子さんも保護者の方も、帽子、サングラスは取り、ガムなどは口から出して下さい。

喫煙の習慣を防ぎ、人と会うときのマナーを身につけることは、お子さんの将来にとって大変望ましい事です。
お子さんのためにご両親のご協力を是非お願いします。


信条としている言葉
幸福感=財産÷欲望

◇幸福感を感じるには西洋では分子の財産を殖やす、対して東洋や日本の思想では分母の欲望を減らす。


医療の分野

◇人間はだれでも身体の中に百人の名医をもっている
◇益を与えよ、さもなくば無害であれ
◇自然治癒力に知識は必要ない(以上はヒポクラテスの言葉)
◇「do nothing」is often better than「do something」
これもヒポクラテスの言葉から派生した医師への戒めの言葉だと思いますが、私の信条とする言葉です。
「何かしなければと考えてむやみに何かをおこなうより、何もせずにじっくり観察をして経過を見る方が良いことが多い」という意味です。
 

ネットには注意を
最近はネットで病気の事を調べて質問する保護者の方が増えています。
おこさんの病気の事が心配での事ですから十分理解は出 来ますが、大きな落とし穴がある事をご存知ですか?
ネットでの情報については、医師法に触れる事もなく誇大広告などが問題になる事もありません。
我が国で他に誰も認めていない考え方、薬や手術などの治療法についても責任を問われる事はありません。
法律上そうなっていますので、なにかあっても泣き寝入りになります。
かかりつけの医師と対面でご質問する事をすすめます。
時間がかかりそうな質問でしたら診察時間の調整が必要ですから、前もって電話で相談しただいた方が良いでしょう。

最近の話題
先天性風疹症候群

 風疹が全国的に大流行している事は皆さん方もご存知と思います。
大流行だった昨年と比べても、今年は1月から6月までの半年間で1万5千人を越える大々流行となってしまいました。それにともなって妊娠中の母親が風疹に罹患し、その結果として先天性風疹症候群のお子さんがすでに12人報告されています。先天性風疹症候群のお子さんは、妊娠12週以内に風疹に罹患したお母さんからその約30週後に生まれた時に診断がつくわけですから、今後さらに増える事が懸念されています。また、不顕性感染と言いますが、症状が軽すぎて妊娠中に罹患した記憶がなくても、結果的に先天性風疹症候群のお子さんを出産する事もあります。
生まれつき聴力障害、視力障害、心疾患などを持つリスクがあり、お子さんの将来にも大きな禍根を残す事になります。
それでは風疹の感染予防には確実な方法はなかったのでしょうか?欧米を主とした先進国ではMMRを子どもの時に2度接種する事が一般的となっていて、先天性風疹症候群どころか風疹そのものの報告もゼロに近いレベルです。中南米でも、全国一斉の接種を続けて来たため2009年以降の麻疹と風疹の患者報告はほぼゼロレベルとなり、アメリカより一足先に風疹の排除がなされているそうです。
一方、我が国ではワクチン行政の遅れから風疹ワクチンの接種が極めてずさんな方式で行われてきました。1962年4月2日以降に生まれた方は、女性のみが中学生の時に風疹ワクチンを学校で集団接種として受けています。ところが、女性と違って男性は風疹ワクチンを国の政策上1回も受けておらず、現在発生している大流行も多くがこの年齢の男性です。
その後、1979年4月2日からは男性にも接種が始まり、1987年10月1日までに生まれた男女は中学生の時期に医療機関で風疹ワクチンの個別接種を受けています。その後は、1987年10月2日から1990年4月1日生まれの男女は1才から7才半の時に風疹単独ワクチン接種またはMMRワクチン接種を医療期間で受けているのですが、この期間に生まれた方々も麻疹ワクチンと風疹ワクチンは1回しか接種を受けていません。
つまり、本来なら風疹も麻疹も2回接種が感染予防には不可欠ですので、風疹ワクチンを1回しか受けていない1990年4月1日以前に生まれた人は
感染予防としては不十分な状態にあります。従って、最低限でも早急に2回目のMRワクチンを受ける事をお勧めします。しかしながら、1回目から10年以上経過していますので理想的には5年間隔で2回接種していただく方が良いとされています。 
また妊娠可能な成人女性においては、風疹抗体価がどれだけであれば安全なのか確実な数字ははっきりしないので、万全を期するためにはお子さん、ご主人など妊婦さんを取り巻く人がしっかりワクチン接種を受ける必要があります。個人の免疫をつけるだけでなく、周りから感染源を出来るだけ絶つ事が予防のためには大切です。


1昨年の風疹流行の兆しの時点と昨年の大流行の2回にわたり対応のチャンスがあったにもかかわらず、ワクチン増産の要望や感染のハイリスク者に対する臨時のワクチン接種勧奨などが行われなかった事は残念この上ない事です。その結果、流行の阻止が全く出来ずに広がり、国の対応を待たずに自費や自治体の一部公費助成でワクチン接種が増加して来た今、ワクチン不足が危惧される事態となり一層の混迷を招いています。
やるべき事をおざなりにして、何事もおこらなければそれで済まそうとする考えは、福島原発の事故と全く同じ構図と言わざるを得ません。正しい事を確実に実施していく誠実さが行政には不可欠だと思うのは私だけでしょうか? 

メニュー
当院について|診療案内|地図、交通案内|こどもの病気|子育て (T)|子育て (U)|小児救急医療|薬について|予防接種|予防接種U(最近の話題)|院長から一言|リンク集|個人情報保護方針

トップへ 画面上へ
更新日:2015-10-08

Copyright(C) 2010-2017 UEDA Shonika Clinic All Rights Reserved.